LinuxでSatisfactory専用サーバーを構築する方法|導入から起動確認まで
Satisfactory をマルチプレイで長く遊ぶなら、専用サーバーを用意したくなる場面がよくあります。
ホスト役のPCを常時起動しておかなくてもよくなり、参加者が好きなタイミングでログインしやすくなるからです。
特に Linux サーバー上へ構築できれば、次のようなメリットがあります。
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低コストで常時稼働しやすい
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VPS や自宅サーバーへ載せやすい
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再起動や自動起動を管理しやすい
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バックアップやログ管理を整理しやすい
Satisfactory の Dedicated Server は PC 向けに提供されており、コンソール版では Dedicated Server に参加できません。これは公式サポートにも明記されています。
また、サーバー本体は Steam または SteamCMD 経由でインストール可能で、コミュニティWikiでもその方針が案内されています。旧Wiki系の説明でも、Dedicated Server は Steam / SteamCMD 経由で導入でき、ゲーム本体を Steam で所有していなくてもインストール可能とされています。
この記事では、LinuxでSatisfactory専用サーバーを構築する方法を、SteamCMD を使う標準的な方法で、導入から起動確認までわかりやすく解説します。
まず理解しておきたいこと
Satisfactory の Dedicated Server は、ゲーム本体とは別の専用アプリとして配布されており、SteamDB では App ID 1690800 の Tool として確認できます。さらに SteamDB の情報では、サポートOSとして Windows / Linux が示されています。
また、Satisfactory 公式サポートでは Dedicated Server 自体が利用可能であり、より詳しい構築情報は公式Wiki側を見るように案内しています。
ここで重要なのは、最近の Satisfactory Dedicated Server はポート要件が変わっていることです。
公式Wiki系の最近の情報では、2024年の 1.0 時点で「7777 UDP/TCP の1ポートのみを使う」方向に整理されたことが示されており、履歴ページでも 2025年10月時点で “Now only uses one port: UDP/TCP 7777” と記録されています。
一方で、Satisfactory 公式サポートの一般的なマルチプレイ案内には、従来の UDP 7777-7827 や 5222 / 6666 といった広めのポート案内も残っています。これは Dedicated Server 専用の最新構成と一般マルチプレイ案内が混在しているためで、Dedicated Server を今から新規構築するなら、まず 7777/TCP と 7777/UDP を優先して開放する考え方が現実的です。
Linuxで構築する前提
この記事では、次のような Linux 環境を想定します。
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Ubuntu / Debian 系
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sudo 権限がある
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ターミナル操作ができる
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外部から接続させたい場合はファイアウォール設定が触れる
Satisfactory Dedicated Server 自体は Linux に対応していますが、ゲーム本体の Linux ネイティブ版があるわけではありません。Dedicated Server 用アプリが Linux 向けに提供されている、という理解が正確です。
構築の全体像
流れとしては次のようになります。
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SteamCMD を入れる
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専用サーバー用ディレクトリを作る
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SteamCMD で Dedicated Server をダウンロードする
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起動スクリプトを作る
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サーバーを起動する
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7777/TCP・UDP を開ける
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クライアント側から接続確認する
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必要なら systemd で常駐化する
この進め方なら、どこで問題が起きているか切り分けしやすいです。
1. SteamCMD をインストールする
Satisfactory Dedicated Server は SteamCMD から導入するのが扱いやすいです。
SteamDB 上でも Dedicated Server は Steam アプリとして公開されており、サードパーティの最近のセットアップ情報でも anonymous ログイン + app_update 1690800 が使われています。
Ubuntu / Debian 系なら、まず必要パッケージを更新します。
sudo apt upgrade -y
次に SteamCMD を使えるようにします。環境によって導入方法は多少違いますが、標準パッケージや Valve 推奨の方法で入れるのが一般的です。
Ubuntu 系では 32bit 互換ライブラリが必要になることがあります。
sudo apt update
その後、SteamCMD を導入します。
確認
これで SteamCMD が起動して終了できれば、導入の第一段階は完了です。
2. サーバー用ディレクトリを作成する
専用サーバーは、更新やバックアップを考えると専用ディレクトリへ分けておく方が管理しやすいです。
例
cd ~/servers/satisfactory
今後の説明では、ここをインストール先にします。
3. SteamCMD で Satisfactory Dedicated Server をインストールする
Satisfactory Dedicated Server の Steam App ID は 1690800 です。SteamDB と複数のセットアップ情報で確認できます。
インストールコマンド例
各部分の意味
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+login anonymous
匿名ログインです。一般的な dedicated server 配布ではよく使われます。サードパーティのセットアップ情報でもこの方法が使われています。 -
+force_install_dir ~/servers/satisfactory
インストール先の指定です。 -
+app_update 1690800
Satisfactory Dedicated Server を取得します。 -
validate
ファイル整合性を確認します。
インストールサイズの目安
公式Wiki検索結果の要約では、サーバーファイルは 約 12.4GB と示されています。環境によって多少増減しますが、ストレージには余裕を持たせた方が安全です。
4. サーバーファイルを確認する
インストール後、ディレクトリ構成を見ます。
ls
環境によって多少異なりますが、サーバー実行ファイルや FactoryGame 関連ディレクトリが確認できるはずです。
SteamCMD ベースの一般的な導入では、steamapps/common/SatisfactoryDedicatedServer 相当の構成に展開される例が多く見られます。
5. サーバー起動コマンドを作る
Linux では、Dedicated Server はターミナルから起動できます。
古い情報では -log や -unattended オプションがよく使われており、旧Wiki要約でも Linux では -log が暗黙的に有効、-unattended も Linux では暗黙的に有効と説明されています。
ただし、Linux ではログが標準出力へ出やすいので、まずは素直に起動して動作を見れば十分です。
起動スクリプト例
中身の例:
cd ~/servers/satisfactory
./FactoryServer.sh
実行権限を付けます。
起動
起動ログを見たい場合
6. ポート 7777 を開放する
現在の Dedicated Server 情報では、7777 を UDP/TCP の両方で使う形が中心です。
公式Wiki系の 1.0 情報および履歴では、「現在は1ポートのみ: UDP/TCP 7777」 とされています。
UFW を使っている場合
sudo ufw allow 7777/udp
sudo ufw reload
確認
ルーター配下の場合
自宅サーバーなら、Linux 側だけでなく ルーターのポート転送も必要です。
また、旧Wiki要約では ポートリダイレクトは非推奨で、開けるポート番号とサーバー設定ポート番号を一致させるべきとされています。
つまり、基本は
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サーバー側 7777
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ルーター側 7777 をそのまま転送
とするのが安全です。
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